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西谷琴音さん(D3)らの論文がJournal of Holistic Nursingに掲載されました
本論文では、日本の緩和ケア病棟に勤務する看護師へのインタビュー調査を通して、終末期にある患者にとって清潔ケアがどのような意味をもつと看護師が認識しているのかを探究しました。分析の結果、清潔ケアは、患者の反応に応じた “触れ” を介して身体的快と情緒的安寧をもたらし、他者との関係や自己の時間的連続性を支えることで、揺らぎやすくなった患者の存在を “今ここ” に錨付けるプロセスとして看護師に認識されていることが示されました。一方、清潔ケアに伴う苦痛や不快が強い場合には、このプロセスが脆弱化する可能性も示されました。本研究は、清潔ケアが終末期にある患者を身体的・情緒的・関係的・時間的・実存的に支える全人的な看護実践として機能しうることを示唆しています。