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西谷琴音さん(D3)らの論文がJapan Journal of Nursing Scienceに掲載されました
急性疾患患者に提供される清潔ケアは、患者のQOLや治癒回復過程に影響を与える重要なケアです。しかし、急性期医療現場で働く一部の看護師は、他のケアに比べ、清潔ケアの優先順位や価値を低く認識していることが、これまでに報告されています。この現状を改善するためには、看護師の清潔ケアに対する価値観を育む教育戦略が必要不可欠です。そこで、本研究では、急性期病棟に従事する看護師の清潔ケア実践に対する認識が臨床経験とともにどのように変化するかを調査しました。
結果として、看護師は患者への気遣いを基盤とした清潔ケアを実践し、その価値を内面化するプロセスを繰り返すことで、実践の選択肢を増やし、患者や組織の状況に適した形で清潔ケアを提供する能力を培えることが示されました。この結果は、看護師の清潔ケアに対する価値観を育む教育戦略や、看護管理者による支援戦略の開発に寄与するものと考えられます。