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紺谷一生さん(修了生)らの論文がGeriatric Nursingに掲載されました
清拭などのスキンケアによる摩擦刺激は、高齢患者の皮膚バリア機能障害やスキンテアを引き起こすリスクを有します。質の高いスキンケアを行うためには十分な皮膚アセスメントが求められますが、具体的な実践方法についてはエビデンス不足が指摘されていました。そこで本研究は、高齢患者におけるスキンケア中の摩擦刺激による皮膚バリア機能障害を予測できるノモグラム(臨床予測モデル)を開発しました。その結果、最終予測因子は慢性腎臓病、紫斑、ドライスキン、日常生活自立度(ADL)、Body Mass Index(BMI)であり、これら5つの日常的に利用可能な変数に基づき開発されたノモグラムは、良好な判別能、較正、臨床的有用性を示しました。この新たな皮膚アセスメントツールは、高齢患者の皮膚障害を予防し、個別性に応じた質の高いスキンケアの提供に貢献することが期待されます。