新着情報

第27回日本看護管理学会学術集会に参加しました

8月25日(金)、26日(土)に東京国際フォーラムにて開催された第27回日本看護管理学会学術集会に参加致しました。研究室での初めての試みとして臨床および企業の方々と協働してインフォメーションエクスチェンジでの発表も行いました。

口演

  • 日野真莉絵(D2):看護職のWork-Pregnancy control beliefと自己管理行動の関連

インフォメーションエクスチェンジ

  • 矢野理香:2交代制(16時間夜勤)における夜勤中の仮眠取得と仮眠環境を考える-看護職における仮眠文化の構築に向けて-

インフォメーションエクスチェンジでは、約180名の方にご参加頂きました。

2交代制(16時間夜勤)勤務において、仮眠をどのように取得することが必要なのか、そのために必要な仮眠環境はどうあったらよいのか、今後の看護職における新たな仮眠文化のあり方を議論し、今後の取り組むべき課題を共有することを目的として開催しました。

ご参加下さった方からは、16時間夜勤という長時間夜勤であることのリスクや、子育て世代が交代制勤務に継続して従事することの難しさ等の問題提起を頂きました。医療施設によっては、16時間夜勤に従事していても慢性疲労が増大することなく勤務を継続できている看護師もいること(Yamagushi et al., 2023)、出勤回数が少なくて済むので16時間夜勤を希望する子育て世代の看護師が多いという現場の声、子供が概日リズムを整える同調因子である可能性(Konya et al., 2022)等の情報が共有されました。ライフイベントに合わせて勤務体制を選択できるシステム作りや、長時間夜勤の中で疲労や眠気を軽減できるような仮眠環境づくりの必要性を感じ、現場の声に常に取り入れて研究を進めていくことの重要性を再認識する貴重な会でした。ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。

学会当日の様子

フロアのご参加下さった方との意見交換(インフォメーションエクスチェンジ)
日野さんの発表の様子
インフォメーションエクスチェンジにて発表・協力下さった皆さま
学術集会の看板前にて